【新刊発売のお知らせ】睡眠環境学入門
『睡眠環境学入門』(監修:日本睡眠環境学会;編集:日本睡眠環境学会睡眠教育委員会)が6/6に発売されました。
本書には、睡眠改善・研究に携わる睡眠のエキスパートから寝具メーカーに従事されている研究者まで、幅広い豪華執筆陣による最新の詳細な実験・調査分析結果や、良い眠りのためのノウハウが凝縮されています。
睡眠不足大国である日本が、質の高い睡眠をとりwell-being向上を目指すために正しい睡眠の知識を学べる入門書!
睡眠のスペシャリスト「睡眠環境・寝具指導士」を目指す方にとってもオススメの一冊です!
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目次
目次
第1章 睡眠環境学の現状と展望
【編集】橋本修左
1. 睡眠環境の歴史的変遷 井川正治
2. 睡眠環境学の現状と課題 橋本修左
第2章 睡眠科学の基礎
【編集】広重佳治
1. 睡眠の役割と多様性 宮崎総一郎
2. 睡眠時の生理現象 広重佳治
3. 睡眠時の心理現象 福田一彦ほか
4. 睡眠と記憶 萬代 宰
5. 睡眠・覚醒の調整機構 平野晋吾
6. 生体リズム 山本隆一郎
7. 睡眠のライフサイクルと個人差 古谷真樹
第3章 睡眠環境の基礎
【編集】古田土賢一
1. 寝室環境と睡眠環境 古田土賢一
2. 睡眠環境の3要素
1)温熱環境 水野一枝
2)光環境 小山恵美ほか
3)音環境 和田侑奈
3. 騒音環境と睡眠,心身への影響―快適睡眠のための騒音対策― 笹澤吉明
4. 避難所環境の整備―冬季における睡眠や体温に及ぼす寝具の影響― 都築和代
5. 睡眠とカフェイン,アルコール,ニコチン―薬理作用と留意点― 水野 康
第4章 睡眠マネジメント,睡眠の評価
【編集】田中秀樹
1. 社会の課題と睡眠や生体リズムの問題 駒田陽子
2. 健全発達のための早期からの睡眠教育 岡 靖哲
3. バイオマーカーを用いたストレス,睡眠の評価 大平雅子
4. 就労層の睡眠マネジメントの実践手法と評価 中村志津香
5. 学校での睡眠教育の実践手法と評価 田村典久ほか
6. 発達障害児の睡眠の理解と支援 平野晋吾
7. 地域での睡眠マネジメントの実践手法と評価 田中秀樹
8. 睡眠教育と睡眠環境調整による睡眠マネジメント 神川康子
9. 時差と睡眠,睡眠・覚醒リズムの変化―時差障害対策を含めて― 千葉伸太郎ほか
10. 睡眠改善に関連した香り,香りの時間生物学的活用法 白川修一郎
第5章 睡眠をとりまく現代の環境課題と睡眠支援
【編集】田中秀樹
1. 時間栄養学と睡眠,運動―時間健康科学への展開― 田原 優
2. 時間栄養学とスポーツ―世代別・競技別の食事・睡眠のタイミング― 中村亜紀
3. 入浴,入浴剤を活用した睡眠改善―ホテル,海外旅行での睡眠改善― 渡邊 智
4. 睡眠・覚醒リズムの連続計測と睡眠マネジメントへの活用 田口勇次郎
5. ベッド設置型睡眠計を用いた睡眠の評価と改善 木暮貴政
6. 介護業務支援における睡眠テックなどのデータ利活用 吉本 敬ほか
7. 高齢者の自宅での日常生活と睡眠 久保博子
8. エアコンの室内環境評価技術から睡眠環境を考える 菅原作雄
9. センサー内蔵マットレス,仮眠ルーム,健康経営 野々村琢人
Column
❶ 睡眠研究を覘き見る ―魂・意識から感覚・行動・脳波へと― 黒田 稔
❷ 寝しん床しょう気き候こうの研究を通じての思い 宮沢モリエ
❸ 睡眠環境:温湿度編 ―冬の寝室湿度にはご注意を!― 森田貴美子
❹ 20年前に行った「子どもの睡眠教育」 中川雅彦
❺ 睡眠の質を求めて 宮﨑正己
❻ 「ネムリヒミツラボ」の試み 藤田 貢